ペットフードの種類

ここでは、ペットフードの作り方で分別をして、特徴を見てみましょう。

ペットフードのドライフード(カリカリ)には大きく分けると三種類の作り方がある。

加熱発泡処理製法・エアドライ製法・フリーズドライ製法です。

市販されているペットフード9割以上が、加熱発泡処理(原材料を粉状にし混ぜ合わせたものをエクストルーダーという押出成形機を使って、120〜190度の高熱・加圧して作られている)その後、オーブン乾燥させ冷却後、添加物や加熱で失われた栄養素をコーティングして壊れにくくするために油脂を塗るという作り方。

◯加熱発泡処理製法の特徴

・水分含有量が10%以下。

・未開封なら2年ほどもち、開封後も約1ヶ月は保存できる。→長期保存により、脂質やタンパク質が変性し質が悪くなりやすい。

・総合栄養食で効率よく栄養が取りやすい

・水と一緒に与える必要がある

・加熱殺菌されることで、微生物汚染を防ぐことができる。

・粒の形にするために増粘剤的な役割(糊の役割)で、炭水化物が必ず必要。この製造上どうしても炭水化物(糖質)過剰になりがち。また、コストを下げるために炭水化物を大量に入れている←猫は、糖質処理能力が低く腎臓や肝臓の負担になる。

・高温加熱により、脂質は酸化し過酸化脂質となり、必要量入っていないことがほとんど。

・食品の持つ栄養素は高温加熱で壊れてしまっている。その足りない栄養素を後からたしている。

・コストを下げて安く作るため、安い材料を使用していることがある。(3Dミート・添加物・遺伝子組み換え食品)←腸内環境を悪化させる

・この製法の温度帯では、糖とタンパク質が結合するメイラード反応が起こる。その副産物として、AGEs(終末糖化産物)ができる。このAGEsは、体内で炎症・腎負荷・代謝ストレスの引き金になることが動物実験で示されています。この製造設計がのちに細菌がいないのに血尿になったり、原因のわからない繰り返す下痢、血便、肝・腎臓病につながっていく恐れがある。

・農林水産省のホームページでは、原材料の含まれているある特定のアミノ酸と糖類が、高温加熱(120℃以上)により化学反応を起こし神経に毒性のあるアクリルアミドが発生し発がん性があると注意を呼びかけている。水分含有量の少ない場合には、特にアクリルアミドができやすくなるとされています。

※カリカリのドライフードのパッケージの表面にはグレインフリーなどの言葉や、獣医師推奨などの素晴らしいキャッチコピーがあるが、そもそもの製造方法によって猫の体に負担がかかる成分になってしまっている場合が多い。表面より、裏面の原材料や、成分表を読むことが大事。

因みにペットフードは、食品ではなく雑貨扱いです。成分表には多く入っているものから記載するようになっていますが、たくさん入っているはずの糖質の記載義務が無く、記載されていないことがたまにある。その場合は、計算式に当てはめておおよその数字を出しましょう。

100ータンパク質ー脂質ー粗繊維ー灰分ー水分=糖質(炭水化物)

穀物、小麦、とうもろこし、ジャガイモ、豆類が原材料の先頭に書いてあるペットフードは、猫の食性にあっていないとわかる。




エアドライ製法は、加熱や加圧は行わず、材料混ぜ合わせたら板のように平く伸ばし、低温の熱風でじっくり水分を蒸発させる製法。

◯エアドライ製法の特徴

・肉などの動物原料を豊富に使用した商品が多く、見た目はジャーキーのようで歯応えがある。

・そのまま与えたり、水やぬるま湯でふやかして柔らかくして与えることができる。

・加熱に弱いビタミンや、加熱で変性を起こしてしまうタンパク質などは、エアドライ製法で製造することで、天然の状態の栄養素を最大限に残しつつドライフードにすることができる。

・生の状態からの色や香りを強く残したまま変化が少ないことも大きなメリット。

・使用される装置が高価で製造コストと製造時間がかかるので、高価格になりがち。

・この製法では、余計な炭水化物を入れないで作れるが、肉類が大部分を占めるものが多いため、少量でも高カロリーになりやすい。

この製法のキャットフード・・・iti・ジウィピーク・アブソルートホリスティック←当店販売あり



フリーズドライ製法は、肉などの原材料をマイナス30℃で急速に冷凍して食材を混ぜ、次に減圧により真空状態にしていく。この時フードに含まれる水分が『昇華』されることによって、乾燥させることができる。他の製造と違って、高い温度による加熱がなく、余計なものは入れないので栄養素が壊れず、理想上最強のフード。

◯フリーズドライ製法の特徴

・加熱処理がいらない。

・生の肉の風味や味、含まれる栄養素をより原材料に近い状態で作られることができる。

・水分量が非常に少なくなるため、添加物などを使わなくても長期保存が可能。

・製造方法に気を遣っているメイカーは、原材料にも気を遣っていることが多い。

・そのまま与えても大丈夫ですが、基本的にお湯でふやかして戻してから与える。

・素材が良いため価格が他の製造方法より価格が高くなりがち。

・ふやかすことで、食感が少なからず変わり、嫌う子もいる。

この製法のキャットフード・・・K9など←当店販売あり


◯まとめ

ドライフードとは、猫本来の食性を人が手軽に猫にあげられるように加工されたご飯で、安く作ろうとすると猫の食性から大きくずれ、本来の栄養をふさわしい形であげることは難しく、加工食品は猫の体に負担をかけてしかう。より自然な食事に近づけようとすると、価格が跳ね上がる。







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