昨年の12月に、18年連れ添った愛猫のエルちゃんが、天に召されましたので、新年のご挨拶は、控えさせていただきます。
エルちゃんは私が実家を離れる時にお迎えて、結婚、出産、お引越し、子育て、失業、起業と激動の人生を側で見守ってくれ、辛い時も楽しい時もそばに寄り添って癒してくれる私の良き相談相手で大切な長女であり、家族でした。猫の魅力を教えてくれ、ブリーダーになるきっかけを作ってくれ、私の人生に彩りと生き甲斐を与えてくれたかけがえの無い存在です。
死はいつか来るものと理解はしていても、もっとしてあげられる事があったはずと後悔や罪悪感すら感じ、悲しみと辛い気持ちで涙が出る日々です。
きっとこれがペットロスの気持ちの一つなのだろうと思います。
エルちゃんは今、火葬して家に居ます。家族で話し合い、家の庭で樹木葬をして、これからは綺麗なお花に育ててあげようと話しています。
自分より先にペットは死ぬ。死なれたら悲しい気持ちになるし辛い気持ちは和らがない。我が子も沢山泣いた。
でも悲しみが深いのは、それだけ深く関われたからだ。小さな命と向き合い慈しみ大切な存在と認識し、死の意味を理解し体験させてもらったからこそ、生きている間に沢山の思い出と幸せを分かち合えたから悲しいのだと思う。ペットの飼育は我が子にとっても、心の財産になったと思う。ペットを育てる事は決して悲しみが全てでは無いという事。一緒に過ごした18年の幸せな時間を忘れないでほしい。
私はこれからも、エルちゃんに教えてもらった命の素晴らしさを他の人にも伝える為に、この仕事を続けます。ペットロスで辛い方の心の向け方の参考になればと思い、我が家の供養や考え方をお話しさせて頂きました。
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